活動報告

・民主・みらいからの活動報告

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会派県外視察
2019/11/11

 11月7日から8日にかけて会派で県外視察を行いました。視察内容は「外国人児童生徒ハートフル支援事業・SDGsの普及、実践取り組み状況、災害時の医療体制等について」です。
 滋賀県では、知事がSDGsに取り組むと宣言されたことから、滋賀県基本構想(2019-2030)で明確に位置付けられました。そこで、滋賀県教委をお尋ねし、外国人の子供に関する教育委支援の取り組みなどについてお話を伺いました。
 特に3カ月間、個別に取り出しながらの日本語初期教育や日本の生活習慣の習得に関する取り組みなどは学ぶべきところが多かったと思います。
 さらに企画調整課担当者より、滋賀県版SDGsについてご説明をいただき、滋賀県の特徴を活かし、10年後の滋賀県のあるべき姿をゴールに、持続可能な社会づくりに県として取り組んでおられ、福井県も参考にできると感じました。

 滋賀県議会議員の方々とも意見交換を持つ時間があり、様々な諸課題についてお話しできたことは幸いでした。

 翌日は神戸市にある兵庫県災害医療センターを訪問させていただきました。ここは、阪神淡路大震災の初期医療体制の遅れを反省点として、2003年に設置された施設です。
 施設内を所長に案内していただきながら、災害拠点病院、DMAT,重症患者の広域搬送、広域災害救急医療情報システム、様々な主体が関わる推進体制、日常的な研修の積み重ねと人材育成について説明を受けました。
 救急医療専門のセンターとして、随所にERならではの設備も整えられており、一度に大量の重傷者が出るような事故が発生したときの搬送システム体制は見事としか言いようがありませんでした。
 今後、福井県の災害医療体制については様々な提言を行っていきたいと考えます。

会派県内視察調査
2019/11/01

 10月29日に会派5名で県内視察調査を行いました。
 近年、大きな災害が日本国内を襲い、そのたびに甚大な被害が広範囲にわたって起きています。
 国や政府も「国土強靭化」を強く訴え、政策を推し進めているところではありますが、県内の河川などの状況を調査するため、坂井市の竹田川・兵庫川、福井市の国土8号線周辺の河川改修状況、越前市日野川用水地区周辺の状況などを見て回りました。
 その後敦賀市の産業廃棄物最終処分場の現場視察、現状調査などを行いました。災害などで河川の氾濫や土砂崩れなどの被害を最小限にするために、今後も県や市町が協力していかなければならないことは多くあります。
 当日は雨の中、県の担当の職員の方々にご説明いただき感謝申し上げます。

会派県外視察調査(富山・石川)
2019/08/23

 北陸新幹線開業以降の並行在来線運営について視察調査を行いました。
 8月20日、お伺いしたのは富山のあいの風とやま鉄道株式会社さんと、石川のIRいしかわ鉄道株式会社さんです。

 当日は大雨となり、JR他列車の運行状況も悪い中、ご説明していただきました。
 あいの風とやま鉄道の日吉社長のお話では、準備会社立ち上げの時から、県のOBとしてかかわってこられたので、設立当時の出資やJRからの資産譲渡、H27年の会社設立、新駅「高岡やぶなみ」の新設、関連事業など、黒字経営に向けての様々な工夫を聞くことができ、大変参考になりました。
 特に通学の定期利用者が集中する時間帯に増便することで当初見込みを大きく上回っていること、宅地開発を見越した計画的な新駅設立など、戦略的は経営方針が堅調な経営を下支えしているようです。
 富山市が独自に行う富山駅周辺のコンパクトシティ化も、集客の意味から三セク経営の追い風となっていることも確認できました。

 午後はIRいしかわ鉄道株式会社にお伺いしました。
 金沢駅から倶利伽羅駅までの短い区間の並行在来線経営の三セク会社ですが、新幹線効果もあり、全国的に赤字経営となっている並行在来線三セクの中で、唯一黒字となっている路線です。2両編成の電車の乗車率を常に高く保つための運行計画をち密に立てていることがわかり、3年7か月後に迫る福井の三セク経営がどうあるべきかの方向性が見えてきたよう感じました。
 何より県の運行支援基金(年間1億5千万)を使わずして黒字経営となっているところは、うらやましい限りで、IRいしかわは北陸新幹線が敦賀まで開業を迎えるにあたり、金沢以西(大聖寺まで)を経営拡大することになるわけですが、その区間は約3割の赤字を見越して、今から経営戦略を立てており、その経営手法は大変参考となりました。

会派県外視察(岐阜)
2019/06/20

 6月12日に会派で岐阜県へ視察調査に行きました。
 視察内容は「児童虐待防止・対応、社会的用語について」です。
 
 まず、子ども家庭支援センターぎふ「はこぶね」にて、園長・施設長さんにお話をお伺いしました。
 「はこぶね」は、経済的な理由や虐待などで両親の養育を受けられなくなった子どもたち(0〜18歳)を預かる全国でも有名な施設です。血は繋がらなくても、家族のように接することで、子どもたちの健全な成長が図れる、との施設の理念がハードやソフト面に浸透しており、大変勉強になりました。
 里親育成にも力を入れておられ、現在約200件が登録し、実際マッチングで50件が稼働しているとのことでした。

 午後は、岐阜県中央子ども相談センターを訪れました。所長、副所長さんにご対応いただきました。
 昨年11月に新築されたばかりのセンターを見学させていただきました。充実した施設内の各部屋に驚き、福井県の児相の老朽化が一層際立ちました。説明からも、重篤な虐待のケースへの対応への苦慮が見られ、特に警察との連携強化の必要性を感じました。
 
 この問題については、6月議会で会派として集中して取り組む予定をしています。 
 お忙しい中対応くださった皆様に感謝いたします。
 

会派県外調査
2019/06/10

 6月3日に会派で県外調査を行いました。
 相手先は金沢市児童相談所 こども総合相談センターです。
 昨今、子供への虐待などが大きな社会問題となっています。また、こういった問題に対応する施設や職員の方々の現状も明らかになってきています。福井県内の児童相談所はもちろん、近隣の施設状況など踏まえ、我が会派では6月議会にこの問題について取り組みたいと考えています。

 金沢市では、福祉健康センター、保育所、学校などの関係部署が同じ市の機関であるため、情報の集約と共有ができるという点が大きなメリットであると感じました。ただ、「それだけに、最後まで責任を持つという厳しさを感じている」という担当者の方の言葉が印象的でした。
 一時保護施設は新しい建物で、あたたかな雰囲気の中に子供たちと職員の安全、安心がしっかり確保されたものであると感じました。福井の施設は老朽化が激しいので、こういったところの予算確保も重要だと思います。
 
 支援と介入という2つのバランスを確保していくことは非常に難しいことではありますが、そのための組織改革と財源確保の重要性を再認識しました。

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